便利過ぎも良くない

久々の更新です！
少しの間サボっていました。
春休みということで、再開したいと思います！

この半年の間に色々な出来事がありました！
今回は東洋医学に縛られずに近況についてです！
その中でも比較的最近ハマっているモノについて書いていきます。

便利って本当に良いもの？

これ、最近よく思うことです。
僕が生まれてから20年が経って身の回りのことがどんどん便利になっていると感じています。
特に身の回りの必需品、スマートフォンはとても薄くなんでも出来る便利モノです。連絡は取れるし、情報収集もできる、ゲームもできるし写真だって取れる。本当に便利モノだと思います。
ただ、便利すぎて失われたものも沢山あると感じます。そう感じたキッカケ。それが、最近ハマっているものです。

それは、カメラです！！

何でカメラ？

まず、何でカメラ？という所から説明していきたいと思います。
もともと、写真を撮るのが好きだった僕はスマホで写真を撮ったり、最近ではGoProで写真、動画を沢山撮っていました。まさに、質より量でフォトジェニックな写真を撮っていました。そして何より保存が楽で、いつでもどこでもスマホで見れます、まさに便利モノ。
ただ、そんな質より量を重視した為に失われていた事もあります。それをまとめてみます。

写真が溢れる

これはきっと沢山の人が陥っているのでは？
写真が溢れかえってしまって見たい写真が見つからない。容量が大きくなりすぎてしまう。同じシーンが多くなるなどの問題があります。

写真の意図がわからない

何だこの写真とか、いつ撮ったんだこれとか謎の写真が多くなってしまいます。写真はただ撮れば良いというものではないんじゃないでしょうか！？

作業的に写真を撮ってしまう

これが一番勿体ない！気軽に取れる為、パシャパシャと機械のように適当に写真を撮ってしまいます。アングルとかも微妙に変えながら沢山撮ってしまいます。人が撮っているのに機械みたいに撮るのは勿体ない！

他にも失われた事は沢山あると思います。
そして、質より量にこだわった僕が陥ったことは
気持ちの薄れです。
量がある分、気持ちが薄れ
いつでも簡単に撮れる分、気持ちが薄れ
徐々に写真一枚に対する気持ちが薄れていました。
ただ、気持ちの入った思い出の写真は沢山ありますよ！

そんなことを考えながらちょっと昔を思い返すと、修学旅行ではインスタントフィルムカメラ写ルンですをあと何枚か数えながら大切にシャッターを切っていました。そして、現像までワクワクしながら待って、出来上がりを見て変な顔だなーとか、楽しかったなぁとか後から友達と盛り上がっていました。

この差って、気持ちと手間だと思います。
そして、それってすごく古いようで新しい。
便利だと分からないことです！

質より量から量より質へ

写真の質を求める為に、フィルムカメラを購入しました。意外と安いんです。フィルムカメラの本体。
僕が買ったフィルムカメラは
Canon AL-1

という1980年代のカメラ。僕より年上です。
お値段は¥5,800 かなり安いです。

ここから量より質を求める、僕ののフィルムカメラ生活が始まります！

フィルムカメラって楽しい！

フィルムカメラとデジタルなカメラの決定的な違いは保存方法です。
いくらでも保存できるSDカードとは違い。フィルムは一つ二十数枚。そして、フィルム代+現像代、データ化代を入れると大体¥1,500〜2,000です。また、撮った写真を見れるまで1週間ほどかかります。
めんどくさいし、お金もかかるじゃん！
って思う人も多いと思いますが、そこが良いんです！
一枚一枚、気持ちを込めてシャッターを切ってどんな風に撮れたかを見るまでの期間。とてもワクワクします。量を撮れない分、一枚への気持ちが違います。ステキな写真を撮れた時の感動はデジタルでは味わえません。

また、フィルムカメラはマニュアルなので手軽に撮ることもできません。もし、写真を撮るなら一度立ち止まって、明るさを感じて絞りとシャッタースピードを考えて、その場の雰囲気に合わせてファインダー越しにピントを合わす。このひと手間が加わることで撮る人の個性も出せるし、その時の気持ち、その場の空気まで表現できるものだと、フィルムカメラを始めてから感じています。